発明原理 No.15 | 可変にする

高速料金を40%削減
高速道路の通行料金は軽自動車と普通自動車で違います。同じように、大型車と特大型車でも違います。特大型車とは馴染みのない言い方ですが、大きなトラックなどが特大型車です。大型車と特大型車では高速道路の通行料金が40%程も異なります。
大型車と特大型車の違いを決めている因子のひとつがタイヤの数です。厳密には使っている車輪を繋いでいる車軸の数で料金が変わります。簡単にいうと、車軸が3つだと大型車、4つだと特大型車です。
重い荷物を運んでいるときは4つの車軸が必要です。しかし、乗せている荷物が軽かったり荷物を載せていないときは3つの車軸で十分です。そこで、積んでいる荷の重さで使う車軸の数を変える装置が使われています。リフトアクスルというものです。アクスルとは車軸という意味をもちます。
リフトアクスルを搭載した車両には積載量を測定するセンサーが付いています。積み荷が設定した重さより軽い場合は自動でタイヤを持ちあげ、重い場合は自動でタイヤを下げます。タイヤの消耗が遅くなるというメリットもありますが、コストの観点では高速料金が安くなることの方が大きいです。「可変にする」という手法です。
【荷物を積んでいるとき】

【荷物を積んでいないとき】
