発明原理 No.2 | 必要な特性だけを抽出する

角がたくさんある消しゴム
鉛筆やシャープペンで書いた文字をピンポイントで消したいときは、消しゴムの角が活躍します。しかし、普通の消しゴムには角は8つしかありません。すぐに丸くなってしまいます。
そこで、角をたくさん集めた消しゴムが作られました。

効果的な部分だけを切り出して集める、という解決方法です。
コクヨ株式会社
https://www.kokuyo.co.jp/award/archive/goods/kadokeshi.html
前を横切っても開かない自動ドア
自動ドアは便利ですが、ドアを通過するつもりがなくても近づくだけで開いてしまって困ることがあります。
対策として、画像処理を使ってドアを通過しようとしている人がいるときだけドアを開けるようにした製品があります。無駄な開け閉めで冷気や暖気が出てしまうことが減って省エネです。

ドア周辺を歩く人の動きを認識しているので、ドアを通過しようとしている人の歩くスピードが分かります。そのため、その人にとってちょうど良いタイミングでドアを開け閉めすることもできます。

ドアの前を行きかう人たちから、「ドアを通過したい人」という必要な情報だけを抽出して対応するのです。
また、画像認識の技術を使うと、車椅子の利用者を検知したときに扉を開けるスピードや開放時間を変化させることができます。病院で使われています。

NECソリューションイノベータ株式会社
https://www.nec-solutioninnovators.co.jp/press/20210412/index.html